教育理念
自分からあいさつが出来る。
時間が守れる
身のまわりの整理整頓が出来る
人の話を真剣に聞くことができる
何事にも一生懸命に取り組める
他人を思いやることができる
当たり前のことのように思われますが、今の子供たちにとってはこれがなかなか難しいのです。しかしこれらのことができるようになれば、ひとりの人間としても大きく成長できますし、また学力も自然と向上していきます。
私たちは会社の経営者の視点で生徒たちと接し、どうすれば採用してもらえるのか、どうすれば優秀な人材だと認めてもらえるのか、またそれを身につけるにはどうすればよいのかを探求し、子供たちの成長と夢の実現を保護者の方と共に応援していきたいと考えています。
自立学習とは 『与えられる学習』から『自ら学ぶ学習』へ
学樹舎の最大の目標は『家で一人で勉強出来る』ことです。成績を上げるには『学校の授業』・『家庭の学習』・『塾の授業』の三つが充実する必要があります。しかし『家庭学習』においては、テレビやゲーム等の誘惑もありますし、また、「やる気が出ない」とか、「何をすれば良いのか分からない・やり方が分からない」という声も多く、学校の宿題や塾の課題などの『与えられる学習』だけになっている生徒がほとんどのようです。
これではテスト前にいくら一生懸命勉強して、いい点数が取れたとしても、それは一時的なものにすぎず、真の実力がついたとは言えないでしょう。
そこで学樹舎では家庭学習を習慣づけるために、問題の解き方や辞書の使い方・丸付けの仕方・間違いの直し方・暗記の仕方など、学習を一人で進めていく手順や方法を指導していきます。その結果正しい勉強法を身につけ、いずれは家で一人で勉強出来るようになります。
またそこから新たな課題が見つかり、それについて自らが考え、工夫をして解決出来る様になります。
これこそが『自ら学ぶ学習』=『自立学習』なのです。
なぜ今自立学習が必要なのか
勉強は高校受験だけがゴールではなく、高校や大学に進学しても、社会人になっても続いていくものです。長い人生の中では壁にぶつかることもあるでしょう。その壁を乗り越えていくには、自分自身で物事を考え、決断し、行動が出来る力が必要です。
そのためにも今『自立学習』の習慣を身につけることが大切なのです。
「自分は学生の時に、がんばって自分の力で受験という高い壁を乗り越えることが出来た」という経験が将来きっと役に立つはずです。
現代は子供達が「考えること」「工夫すること」を阻むかのように全てのものがあまりにも苦労をせず簡単に手に入れられる時代です。
だからこそ、「学力向上」とともに「自分で考え行動出来る力」を身につけて厳しい今の競争社会を乗り越えて欲しいと願っています。
自立学習を身につけるためには
まずは短期的、長期的な目標を立てましょう。例えば「今日は英語を1時間がんばろう」とか「次のテストでは○○点を目指そう」、「志望校に絶対に合格する」などです。
次にその目標を達成するためのスケジュールを作りましょう
例えば「○分で漢字を終わらせよう」とか「1日に○時間勉強しよう」、「○月までに問題集を終わらせよう」などです。
最後にこれが最も難しいのですが、『やってみる』ことです。やりかたはひとりひとり違っていても構いません。
失敗してもいいのです。始めからうまくいくことなどほとんどないのですから。この『失敗』の経験を生かしていくことこそ最も大切なことだと思います。